IN BRIEF
3位決定戦の意味をひとことで
主に準決勝で敗れた参加者同士が対戦し、3位を決める試合。実施の有無や同点時の扱いは大会規定によります。
3位決定戦の詳しい解説
3位決定戦とは
3位決定戦は、優勝争いとは別に最終的な3位を決めるための対戦です。標準的な勝ち抜きトーナメントでは、準決勝で敗れた2チーム・2選手が対戦します。勝者を3位、敗者を4位とする設計が一般的な例ですが、正式な順位や表彰方法は大会規定で確認します。
3位決定戦がない大会もあります。その場合、準決勝敗退者の両方を3位とする場合などがあり、必ずどちらか一方が4位になるわけではありません。表に試合がないことと順位の付け忘れを混同せず、大会として何位まで区別するのかを把握することが大切です。
8チームの大会での位置付け
8チームの通常の勝ち抜き戦では、初戦4試合、準決勝2試合、決勝1試合で優勝を決めます。3位決定戦を設けるなら、準決勝の敗者同士による一試合を加え、合計8試合になります。優勝決定に必要な7試合とは別に計上します。
例えば準決勝がA対B、C対Dで、AとCが勝った場合、決勝はA対C、3位決定戦はB対Dです。初戦で敗退した参加者が、この試合に進むわけではありません。表の線や説明には「準決勝の敗者」と明記し、どこから参加者が決まるかを分かりやすくします。
実施する目的を考える
3位と4位を分ける必要がある場合、直接対戦によって順位を決める機会になります。表彰、上位大会への出場枠、次回大会のシードなどに関係する場合は、実施の必要性が高くなります。ただし、その試合結果がどの資格に影響するかは大会要項に定めます。
一方で、追加試合に必要な会場時間、審判、選手の負担も考える必要があります。順位を分ける目的がない交流大会であれば、別の組み方が適していることもあります。慣例だけで追加せず、大会の目的と参加者への説明を揃えて判断します。
試合時間と休憩を確保する
決勝の直前に3位決定戦を行う場合でも、準決勝終了からの休憩を確認します。準決勝を順番に実施すると、後に試合を終えた側の休憩が短くなることがあります。前の試合が延長した場合には、開始時刻の調整が必要になるかもしれません。
別会場で決勝と同時に行うなら、審判・記録担当を分けて確保します。表彰式に両方の結果が必要なら、どちらの終了も待てる進行にします。決勝が大会の中心だからといって、3位決定戦の記録や運営担当を曖昧にしないことが大切です。
同点・中止の扱いを決める
3位決定戦でも、引き分けを認めず順位を分けるなら同点時の決着方法が必要です。決勝と同じ方法にするか、別の方法にするかは競技と大会規定によります。競技時間の短縮や延長の有無を、当日の時間不足だけを理由に無断で変えないようにします。
悪天候などで実施できない場合の順位や表彰も決めておくと安心です。両者を同順位とするのか、別の基準を使うのかは、事前の規定に従って主催者が判断します。中止された試合に架空の得点を入れ、どちらかの勝利として処理することは避けます。
他の順位決定戦との違い
3位決定戦は順位決定戦の一種です。5位以下を決める試合、予選順位に応じて行う交流戦などとは、対象者や決定する順位が異なります。また、敗者が優勝争いへ戻るダブルエリミネーションの敗者側対戦とも目的が違います。
結果を公開するときは、決勝と3位決定戦を区別し、最終順位の根拠となるスコアを残します。表彰対象者だけでなく、その順位をどの試合で決めたかを確認できると、参加者にも観客にも伝わります。決勝トーナメントと合わせて、優勝以外の順位を決める仕組みを整理しましょう。
参加者へは、準決勝で負けた場合にも試合が残ることを事前に伝えます。試合が終わったと思って帰宅したり、用具を片付けたりすることを防ぐため、集合場所と開始予定を準決勝の案内にも併記しておきましょう。
ルールや記録方法は競技・大会によって異なる場合があります。実際の運営では、該当する大会の規定をご確認ください。