IN BRIEF
ノーゲームの意味をひとことで
開始した試合が、適用規則により正式な試合として成立しない扱い。引き分けや継続試合とは異なる。
ノーゲームの詳しい解説
ノーゲームとは何を意味するか
ノーゲームは、野球などで、開始した試合が正式な試合として成立しない扱いを指します。途中でプレーを行っていても、規定された成立条件を満たさず、公式な勝敗を付けない場合があります。試合が終わった時点の得点差で勝者を決めるとは限りません。
天候などで中断した試合が、すべてノーゲームになるわけではありません。途中から再開する継続試合とする大会や、条件を満たせばその時点などの成績で正式に終了する大会もあります。競技や年度、大会特別規則による違いを確認することが必要です。
引き分けとの違い
引き分けは、成立した試合について勝者を決めず、引き分けという結果を記録するものです。ノーゲームは、正式な試合として成立しない扱いなので、同じ「勝ち負けなし」でも意味が異なります。順位表の引き分け数に1を加えてよいとは限りません。
たとえば途中スコアが0対0でも、それだけで引き分けにはなりません。逆に5対0でも、成立しない扱いならリードした側の勝利にはなりません。得点欄と試合の状態を分けて管理すると、途中経過を最終結果として誤登録することを防げます。
継続試合と再試合を区別する
ノーゲームの後に最初から新たに試合を行う場合、中断時の得点をそのまま引き継いで再開する継続試合とは違います。前の試合でリードしていた側も、新たな試合では通常の開始状態から戦うことになります。実際の再実施方法は大会の規定に従います。
参加者へ「後日行います」とだけ案内すると、続きなのか最初からなのか分かりません。「ノーゲーム、再実施日未定」「継続試合として中断時点から再開予定」など、決定された扱いを具体的に伝えます。決定前なら、状態を未確定として案内することも必要です。
試合成立の条件を確認する
何回まで行えば正式な試合になるか、先攻と後攻の攻撃状況をどう扱うかなどは、適用する規則によって決まります。9回制、7回制、時間制限付きの大会で、同じ条件を使えるとは限りません。知っている別大会の回数をそのまま当てはめないようにします。
規則の扱いを確認する資料例として、日本高等学校野球連盟が掲載する公認野球規則の改正資料には、ノーゲームや継続に関わる記述があります。実際の大会でどの特別規則を採用しているかも、別途確認する必要があります。
記録を削除する前に確認する
公式成績へ算入しない扱いでも、試合が行われた経緯まで消してしまう必要はありません。中断時刻、判断した担当者、ノーゲームとなった理由、再実施予定などを運営記録として残します。公式集計と、出来事の履歴を分けて扱うことが大切です。
選手個人の記録をどの範囲で残すか、公式の出場数へ数えるかなどは競技の記録基準に従います。画面上の試合を削除した結果、警告や出場資格に関する確認まで失われないように注意します。関連する情報を一括削除するのではなく、保持と集計の対象を確認します。
日程と順位表への反映
リーグ戦で再実施が必要なら、予定した対戦は未消化として残ることがあります。試合に着手した回数と、成績として消化した試合数を区別します。再実施分を新しい1試合として登録する場合も、元の対戦との関係を残すと二重計上を防げます。
トーナメントでは、勝者が決まっていないため次の対戦が保留になる場合があります。会場、審判、参加者の移動を含めて再日程を調整します。再実施日が決まったら、古い案内にも更新先を示し、別々の日程が同時に正しいものとして残らないようにしましょう。
関連用語と状態の確認
勝者を付けない正式な結果は引き分け、続きを行う扱いはサスペンデッドゲーム、改めて行う試合は再試合で説明しています。コールドゲームとの違いも重要です。
公開ページでは、スコア、成立の可否、勝敗、再実施予定を別々に確認します。ノーゲームという言葉を単なる雨天中止の別名として使わず、正式に決められた試合の扱いを伝えることが正確な大会記録につながります。
ルールや記録方法は競技・大会によって異なる場合があります。実際の運営では、該当する大会の規定をご確認ください。